「Marimekko(マリメッコ)」は、フィンランド語で『マリのドレス』という意味をもちます。1951年にフィンランドで創業した、独創的なプリントと色づかいのテキスタイルが、世界的に知られるデザインハウスです。アメリカの元ファーストレディ、ジャクリーン・ケネディがドレスを着用するなど、時代を超えた独自のデザインは、多くの著名人からも愛されています。
いつの時代の気分にもフィットする「Unikko」柄
マリメッコの代名詞的なプリントデザインであり、いまも根強い人気を誇る「Unikko(ウニッコ)」。ブランドを代表するデザイナー、マイヤ・イソラが1964年に“ケシの花”をモチーフにデザインした、日本でもなじみ深い柄です。今から50年以上も前に発表されたコレクションですが、いつの時代の気分にもフィットし、心が明るくなる素晴らしいパターンです。豊かなカラーバリエーションも魅力
ウニッコの魅力のひとつにあげられるのが、豊かなカラーバリエーション。カラフルな配色からシックなトーンまで、色が変われば雰囲気もガラリと変わります。モノトーンベースのウニッコは、モダンで合わせやすいカラーです。トートの種類は、マリメッコで人気の高い「HUVITUS(フビタス)」。シルエットを変えて2wayで使える仕様で、丸みを帯びたフォルムが、サイドのマチを折り込むとスマートでスタイリッシュな形に変化。たっぷり物が入るので、マルチに活躍します。
コーディネートに使用したアイテム
アジア限定アイテムはお早めに
ウニッコのほか、アジア限定カラーのポーチやトートバッグもご用意しています。限定色は生産分が売り切れてしまうと手に入らない場合もありますので、お早めにどうぞ。(写真左)フィンランド語で“騎士”を意味する「Ritari(リタリ)」。ペールカラーとダークカラーがシンプルな幾何柄でバランスよく配色されたアジア限定カラーです。こちらもマイヤ・イソラのデザイン。トートバッグも下でご紹介しています。
※ほか3つのポーチは全世界で販売されています。
ご紹介したアイテム
お休みの日にも使いやすいサイズ感のトートも
小ぶりながら、11cmのマチとファスナー付きポケットもあり、見た目より荷物が入るので、デイリーに使いやすいサイズ感の「KORI(コリ)」。サブバッグにもおすすめです。柄は、上のポーチでもご紹介した「Ritari(リタリ)」。ぱっと目を引く色と模様が、シンプルな洋服のアクセントに。コーディネートに使用したアイテム
ウニッコ生みの親、デザイナー「マイヤ・イソラ」について
マイヤ・イソラ(1927~2001年)は、マリメッコのテキスタイルデザイナーとして38年間、第一線で活躍し続けました。この間に手がけたデザインは500以上。いまだこの数に並ぶ人は現れていません。フィンランドの伝統やモダンアート、自然、さらに数え切れないほどの外国旅行と、ありとあらゆるものから刺激を受け、作品に活かしました。ウニッコのほか、キヴェット、カイヴォなどの柄は、今もなおマリメッコのコレクションで根強い人気を誇っています。