【 松野屋 】 かごに布の彩りを

植物を育てるように慈しみ、育てていく。使うほど、触るほどに味わいを増していくかごは、日々の生活と心をより豊かにしてくれます。「松野屋」で定評のある暮らしのかごに、丈夫さ快適さ、色を添える、布バッグの合わせ使いをご紹介します。
やわらかく通気性のよいヤシ系植物のラフィアをあまく編んだ、夏らしい涼やかさがただよう、かごバッグ。さわやかなライトブルーの彩りを添えるのは、松野屋の巾着バッグ。職人の手で天日干しされたコットンを使用しています。絞りをぎゅっと閉じれば中の荷物を目隠しできます。
巾着の色違い、グレー。かごバッグの入れ口に合わせて絞り具合を調節できるのも、巾着のよいところ。底にマチがあるので、さまざまなかごの丸みに自然と寄り添います。
持ち手は肩にかけられる長さ。夏の軽やかな装いには、巾着ひとつでもバランスよく合います。浴衣など和装にもおすすめ。

コーディネートに使用したアイテム

荷物をどんどん放り込める気楽さがうれしいマーケットトート型のかごバッグ。使い続けるほどにしなやかさと独特のツヤが生まれ、ラフィア特有の経年変化がたのしめます。

コーディネートに使用したアイテム

ヤシでしっかりと丁寧に編まれたマルシェバッグ。マルシェ(Marche)はフランス語で、マーケット=市場。マルシェバスケットは、フランス人の間で永く愛されてきました。持ち手には平革が使われているので、手にやさしくなじみます。おでかけバッグのほか、収納かごとして野菜をストックしたり、さまざまな使い方がたのしめるかごバッグです。

コーディネートに使用したアイテム

ここからは、あづま袋(ふろしきバッグ)と、かごバッグの合わせ使いをご紹介します。あづま袋は、風呂敷を使いこなしているような、粋な雰囲気で持てる布バッグ。かごにセットするときは、結び目をほどいてかごの縁にたらすと、布の色使いをさりげなく添えられます。
ストローと呼ばれる水草でしっかりと編みこんだ“横長”タイプのカゴバッグです。写真のLサイズは特に大容量で安定感もあるので、自宅でストックしている食材や、布を中に敷けば、タオルや靴下など雑貨類の収納にも活躍。インテリアバスケットとしての使用もおすすめです。ピクニックのお弁当を入れたり、ワインバッグにも。素朴な椰子素材の持ち手が手に馴染みます。

コーディネートに使用したアイテム

ソファなどのアジア家具でもよく目にする、ウォーターヒヤシンスで編み上げたスカシ模様が美しいかご。形崩れしにくい加工を施しているので、A4サイズの雑誌や水筒など、重い荷物を入れても丈夫です。和装など、夏は浴衣にもよく似合うデザイン。 やさしい黄色のあづま袋をあわせて。
人が多く混み合う場所や、ほかのことに気を取られがちなときには、あらかじめ、あづま袋をきゅっと結んでおけばちょっと安心です。

コーディネートに使用したアイテム

あづま袋の生地は、天日干しのリネンを使っています。巾着のコットンは、がさっとハリのある質感。あづま袋のリネンは、くったりとやわらかな風合いです。巾着とあづま袋を一緒にかごへ放り込んで、自己流の仕切り付きかごバッグをつくるのもおすすめです。2色の組み合わせを考えるたのしみも。
コロンとしたフォルムと、直線が織りなす模様の美しさも見事な、レトロな雰囲気のバスケット。上質な籐素材を丁寧に編み上げているので、丈夫で長く愛用できます。お手頃価格も魅力。

コーディネートに使用したアイテム

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