ウールパイルジャカードコートをメインにした、numeデザイナーの着こなし特集

テキスタイルと形、色使いも素敵なブランド「nume(ヌメ)」。今回はデザイナーのお二人に登場いただき、新作のコートやパンツなどの着こなしをご紹介します。今季アイテムのポイントから工場さんとの感動話まで、たくさんお話を伺ってきました。

ウールパイルジャカードコートとタートルとデニムパンツ

「nume」のデザイナーは、後藤さんと遠藤さんの女性お二人。「リラックスできる日常着」をテーマに、心地よさと長く着られる質の良さを併せ持った、おとなに似合うカジュアル服を提案しています。
着用している新作のコートが今回のメインアイテム。ネイビーとベージュの2色展開で、それぞれショート丈とロング丈をご用意しました。
左)後藤さん 身長:153cm、右)遠藤さん 身長:160cm

軽さが魅力のパイルジャカードコート

ウールパイルジャカードコートとブルゾン

ブルゾンとコートはウールを91%使用した、ブランドオリジナルの生地。薄っすらチェックの模様が浮かぶテキスタイルは、パイルジャカードならではの色の奥行きと、少しふんわりした質感が魅力。
暖かさを保つ総裏の仕様。とても軽いので、冬の重ね着にも気軽に羽織れます。
ブルゾン、コートともに着用サイズ:すべて2

シーズンテーマやデザインについて

シーズンテーマは細かく決めず、日々の何気ない会話からアイディアやデザインが生まれるそう。
遠藤さん「二人の良いと思ったものを形にしていく流れで、毎シーズンつくっていきます。意見が分かれても、まずやってみてから決めるようにしています。二人そろうと話が止まらなくなるので(笑)プライベートではあまり会わず、それぞれインプットの時間を持つことを大切に。お休み明けに休日にあった出来事なんかをお互い話していると、アイディアやデザインのヒントが見つかることもあります。」

首のラインに沿う、スタンドカラー

ウールパイルジャカードコートの寄りカット

襟が無くても、きれいなネックラインが上品な印象。
セミマットな二つ穴ボタン。ベージュにはべっ甲のようなボタンを選び、さりげないアクセントに。

タートルプルオーバーとデニムパンツにスカーフとバッグで彩をプラス

コートの下には、定番でずっと人気のリブタートルプルオーバーと、ゆったり穿けるワイドデニムパンツをコーディネート。
ネイビーとキナリのワントーンスタイルに、ストールとバッグで色を加えました。

ストールの素材は、糸の中に空気を多く含むことで暖かく柔らかな仕上がり。軽く巻いてもタイトに巻いても収まりが良く、ボリュームを調整しやすいのもポイントです。
大判サイズなので肩から羽織ってショールのように纏ったり、膝掛けとしても重宝します。

ぽこぽことした表面が特徴的な、コードヤーンで編まれたトート型バッグ。前と後ろで色が違っていたり、三角に折り畳んだサイドのデザインもかわいいポイント。ニットですが柔らかすぎず、荷物を入れてもしっかりした形状が保てます。

コーディネートに使用したアイテム

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ベージュとネイビーをそれぞれ逆に

ウールパイルジャカードコートとタートルとデニムパンツ

2スタイルめは、後藤さんにベージュのロングコートを、遠藤さんにネイビーのブルゾンを着ていただきました。
ベージュは明るい印象に、ネイビーはワントーンだとモードな雰囲気です。
ロングコートはサイズ2で着丈は102cm。小柄な方にも着ていただきやすい長さです。
サイズ3は3cm長い105cm。装いの印象を決めるアウターでサイズが選べるのも魅力的です。

ウールパイルジャカードブルゾンとタートルの寄りカット

ネイビーカラーのボタンは濃いブラウンをセレクト。落ち着いた印象を崩さない配色に。

コットンリブタートルプルオーバーの寄りカットと全体

ホールガーメントという、縫い代のない特殊な編み機で織ったタートルプルオーバー。6年ほど前から色や形をすこしずつ変えて、継続しているヒットアイテムです。縫い代がないので凹凸が少なく、伸縮性がとても高いので、肌あたりが心地よいのも人気の理由。
普段タートルを着ない方や、ネックラインの締め付けが苦手な方にも是非着ていただきたい逸品です。

タートルプルオーバーについて

ホールガーメントをつくる編み機があっても、編み上がりをイメージできるニッターさんが重要だそう。
後藤さん「私たちがいつも依頼している工場のニッターさんはとてもセンスがある方で、美しい仕上がりにいつも感動しています!このタートルは着ていないみたいに気持ち良いんですよ。技術を惜しみなく使ってくれるので、信頼しています。ずっと長くお付き合いしたい方です。」

ホールガーメントで織った点々ウールソックス

タートルと同じホールガーメントで編んだソックス。ウール糸を縮絨させ、ふっくらとした温かみのある仕上がりです。
後ろのステッチのようなラインがかわいいデザイン。

ホールガーメントで織った点々ウールソックス

丸く編み立てた履き口で締め付け感なく、はき心地柔らか。
つま先は3色の細かいボーダー柄。脱いだ時にも素敵ですが、サンダル合わせにもおすすめ。パンツやロングスカートの裾からちらりと覗かせたい、使いやすいショート丈です。

コーディネートに使用したアイテム

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ベージュ×ネイビーの
バイカラーコーディネート

ウールパイルジャカードコートとタートルとデニムパンツ

明るい場所だとより鮮明に見えるアウターのチェック柄。主張しすぎないので柄のアイテムとも合わせやすく、柄が苦手な方にも取り入れていただきやすい1枚です。足元のスニーカーはアウターと色合わせしました。
ブルゾン着用サイズ:3、コート着用サイズ:2

ウールパイルジャカードブルゾンとタートルとデニムパンツ

ゆったり着ていただきたい方はサイズ3もおすすめ。
小さいサイズでバストが109cmほど、大きいサイズで約113cmもゆとりがあるので、ニットも着込めます。袖が長い場合、ひと折りするとすっきり見えます。裏地は少し奥の方からついているので、折っても裏地が表に出ずらい仕様です。

デニムパンツは股上を深く、ストンと落ちるきれいなワイドシルエットにこだわりました。短めの丈がポイントで、小柄な方はひと折りすればバランスがとれます。インディゴカラーは白糸でステッチして、ラフさを抑えました。

ウールパイルジャカードコートとタートルとデニムパンツ

ネイビーのコートとのコントラストがきれいな着こなし。
キナリのデニムは明るすぎず、やや黄みがかったカラー。ステッチは生地の色に合った糸を使い、ステッチが馴染む仕様に。

コーディネートに使用したアイテム

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小柄な方も似合うロングコート

numeデザイナー二人が着こなす今季のウールパイルジャカードコートとタートルとデニムパンツ

左側の後藤さんは153cmと小柄な方。暗い色のロングコートはバランスが難しそうですが、歩くたびふんわり動くアウターから軽さを感じられ、全体のバランスもきれいでした。着こなしのように中に淡いカラーを合わせても素敵です。
暗めのアイテムをよく着られる方は、ベージュのアウターがイチ押し。色のメリハリが生まれ、すっきりとした冬のコーディネートに。

コーディネートに使用したアイテム

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シーズンごとにつくられる
ちいさなストーリー

イラストレーターの丸山誠司さんがアニメーションnume2021AW

「nume」では、シーズンごとにイラストレーターの丸山誠司さんがアニメーションを作成。ブルーのラインが特徴的な素敵なイラストです。
少しクスッと笑えたり、結末が気になるようなストーリーに仕上がっています。今シーズンは、フクロウが登場。
公式のホームページには今までのストーリーをすべて掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

なかよく川をのぞくnumeのデザイナーの二人

撮影中もずっとお話していたふたり。休憩中にかわいい1枚が撮れました。

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