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【Mimiさんの衣替え】「少しずつ出して、少しずつ片づける」無理のないサイクルで、おしゃれが楽しくなるクローゼットを実現!
writer ナチュらぎ編集部
季節の変化を感じると、頭をよぎる「衣替え」という慣習。でも、毎シーズン増える洋服や変化の多い気温に戸惑ったり、日々の忙しさでついつい後回しにしてしまったり、という方も多いのではないでしょうか。
そもそも衣替えはいつするべき?ラクにできるコツはある?
今回は、60代のおしゃれと暮らしを発信する人気YouTuberのMimiさんに、最近の衣替え事情をうかがいました!
クローゼットに並ぶのは一年中同じ服。入れ替えるのは収納ケースの中身だけ
Mimiさん
「衣替えというと、昔は春夏物と秋冬物を総入れ替えするイメージでしたが、今はクローゼット収納で、一年中同じ服がかかっているという家も多いのではないかと思います。
我が家の場合も、収納場所はクローゼットがメインです。 コートやジャケット、スカートなどはすべて、季節に関係なくクローゼットのラックにかけています。
入れ替えるものは、収納ケースの中身だけで、下着・ソックス・Tシャツなど。季節に合わないものはクローゼットの収納ケースに、今着るものは寝室の押し入れの収納ケースにしまっています。
寝室にはハンガーラックもあり、こちらにはその時季よく着るようなお気に入りの服をかけています」
――収納ケースの中身を入れ替えるタイミングは決まっていますか?
Mimiさん
「月別に〇〇すると決めていることはありません。体感でこれから着るものを出してきたり、片付けたりしています。
例えば、暖かい日が多くなってきたなと思ったら、ローゲージの真冬のセーターは片付けようという感じ。寝室の収納ケースから、クローゼットの収納ケースへ移します。
一度に総入れ替えはせず、少しずつ出し、少しずつ片付けて。そうすることで負担も少なくなりますし、気温の変化にも対応しやすくなりました」
――クローゼット収納だと、洋服が増えてぎゅうぎゅうに詰めてしまったり、持っているものを把握しきれなくなったり、というお悩みも聞こえてきます……。
Mimiさん
「オールシーズンすべての服が一箇所にあり、一目で見渡せるのが理想ですが、服の数が増えすぎて、思うようにいかないのが現実ですよね。私もそんな時期がありました。
今は、服を購入しても、全体の量が増えないよう意識しています。具体的には、収納ケースを増やすことなくしまえるよう、入ってきた服と同じだけ処分するように。
処分方法は、メルカリや、セカンドストリートなどを利用したり、地域で決められた日に出して寄付として使ってもらったりもしています」
アイテム別に丸める、立てる。ちょっとした工夫で把握しやすい収納に
――ほかにも洋服を管理しやすくするコツはありますか?
Mimiさん
「以前は、収納ケースの中身を季節によって分けていましたが、今はアイテム別に分けています。そうすることで、何を何枚持っているかを把握しやすくなりました。
パンツが多すぎとか、シャツが多すぎなどがパッと見てわかると、同じようなアイテムばかり増えてしまうといった失敗も少なくなります」
「収納ケースは、服を重ねてしまうと下のものが見えないので、丸めたり、畳んで立てて入れたりと見渡しやすいようにしています。
ユニクロのエアリズムとヒートテックは混ざり合うとわからなくなるので、ビニール袋に入れてシールを貼っています。
Tシャツなどは、以前本で読んだ、こんまりこと近藤麻理恵さんのやり方を参考に、同じ幅に畳んで、立てて入れるように。
ソックスなどはごちゃつかないよう、小さいケースに入れてから収納ケースへ入れています」
Mimiさんがこの夏楽しみたい着こなしは?
気温の変化を肌で感じたら、少しずつ出して、少しずつ片づけて。無理のない衣替えのサイクルと収納の工夫によって、ノーストレスで快適なクローゼットを実現したMimiさん。
最後にMimiさんに、この夏おすすめの着こなしをご紹介いただきました!
「今年のトレンドで気になっているのは、シルバーの小物やメタリックな服を取り入れた着こなしです。
今日は、Lintu Lauluの白いサロペットに、しまむらのシルバープリントのTシャツを合わせて、NIKEのスニーカーもシルバーをセレクトしました。
涼しげな雰囲気が暑い夏にもぴったり。これからの季節に多くなるホワイト系の洋服も、シルバーをプラスすると今風で新鮮になりますよ」
写真提供/Mimiさん
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取材・協力
Mimi
YouTuber
1960年生まれ。高知県郊外のマンションに猫(茶太郎)と暮らす。61歳で開設したYouTubeチャンネル『Mimi’s life』が人気に。「60代のひとり暮らし」を明るく楽しく生きる衣食住のアイデアを発信する。最新刊は『これまでも、これからも Mimiさんの何歳でも自分を楽しむ手作り服』(ブティック社)。Instagram:@mimi_chata1960