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【おしゃれの見つけ方】第8回 手工芸作家・堀川波さん/手作りのもので「好き」と「似合う」を叶えるおしゃれ

writer 齋藤萌

使いやすいブラックに、個性が光るバッグたち

「バッグも手作りのものをよく使っています。蓋に刺繍を施したカゴバックや、ポンポンがついたトートバッグは『dot to dot』のものです。

そのほかエバゴスのバッグがずっとお気に入りです。革と籐、そしてファーなどの異素材の組み合わせが絶妙だと感じています。

バッグの色は使いやすいブラックばかり。デザインはコーディネートのアクセントになるような少し個性的なものを選ぶようにしています」

▲左:dot to dot、右:エバゴス

どれだけ歩いても疲れない、自分に合った靴

▲左:グラウンズ、中央:トリッペン、右:ダンスコ

「靴も同じく色は使いやすいブラックやグレーが多いですね。そしてソールがウッドだとカゴや籐のアクセサリーとコーディネートがしやすいと感じています。さらに私は背があまり大きくないため、ヒールがあるものを選ぶようにしているんです。

靴は歩きやすさも重要。私は足の親指の形が特徴的なので、ものによってはフィットせず、履くことができません。そんな私でも履きやすかったのがダンスコやビルケンシュトック、トリッペンのサンダルに、グラウンズのスニーカー。

ワークショップなどの最中はずっと立ちっぱなしですが、そんな時でも足が疲れない、頼もしい靴たちです」

見た目も使い心地も、一体自分に何が似合うのか見極めてもの選びをしている堀川さん。自分のことをよく知り、変化も上手に受け入れているからこそ、無理せず心地のよいおしゃれを楽しめるのかもしれません。

撮影・取材・文/齋藤萌

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取材・協力

堀川波(ほりかわなみ)

イラストレーター・手工芸作家

大人のおしゃれや暮らしにまつわるイラストエッセイが人気を集める。『48歳からの毎日を楽しくするおしゃれ』(エクスナレッジ)、『籐で作るアクセサリーと小物』(誠文堂新光社)など30冊以上の著書を上梓。手仕事のワークショップも定期的に開催。Instagram:@horikawa._.nami

作家プロフィール

齋藤萌(さいとうめぐみ)

編集者・ライター・フォトグラファー

「土屋鞄製造所」「北欧、暮らしの道具店」など、3社にてWebメディアの編集・ライターを経験し、2021年に独立。暮らしまわりやものづくりに関わる取材・執筆が得意。またフォトグラファーとしても活動している。instagram:@megum_isaito

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