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【おしゃれの見つけ方】第6回 フリーランス・滝口和代さん/天然素材をベースに、花柄や遊びアイテムで「今」を楽しむ

writer 齋藤萌

「心地いいおしゃれの見つけ方」をテーマに、自分らしい着こなしやおしゃれのルールを持っている人たちをご紹介しています。

第6回目は、アパレルブランド「nest Robe(ネストローブ)」やフリーランスでさまざまなブランドのPRやディレクションを務める滝口和代さんです。

滝口さんのファッションは、ナチュラルな雰囲気を持ちつつも、思わずときめいてしまうチャーミングさに溢れています。今回はそんな彼女らしい着こなしの秘密にせまりたいと思います。

食べ物と一緒で、体が心地よく感じるものを選びたい

「洋服は、天然素材を選ぶことが多いです。ファッションですから、外からどう見られるかはもちろん大切。でも着るのは『自分』です。食べるものと一緒で、体が気持ちいいと感じるかどうかも大切だと思います。

私は自然体でリラックスして生きていきたいという想いが強いのです。天然素材はそうした私の気持ちにも寄り添ってくれる気がしますね。纏うだけで心がおおらかになるんです」

▲右はウール100%のイギリスの手編みのニット、左は同じくウール100%のペルーニット。「同じウールでも原産国によって肌触りや厚みが異なるのも天然素材ならではのおもしろさです」

「リネンやシルクのほか、冬場はウールなどもよく着ています。

なかでもリネンは愛着のある素材。丈夫で長持ちなため10年以上着ているものもありますし、保温性もあるので夏だけでなく秋冬も大活躍してくれています」

▲ネストローブのコットンリネンのブラウス。くしゅくしゅと丸めて収納し、自然なシワを楽しんでいるそう

「そのほかシルクも、光沢感がコーディネートに大人の余裕を加えてくれるので好きな素材です」

今だからこそ着たい、花柄やガーリーテイスト

「今よりも若い頃はシンプルで格好いい服が好きでした。けれど最近小花柄やレースなどがあしらわれた甘めの洋服を手に取るようになったんです。

こうしたアイテムを使って、華やかさを取り入れたい気持ちが強くなっているんだと思います」

「甘めのブラウスには、デニムのパンツやチノ、オーバーオールなどを合わせることが多いですね。

ロゴが入ったTシャツもたくさん持っているので、重ね着に使ってアクセントを加えています」

取材・協力

滝口和代(たきぐちかずよ)

フリーランス ディレクター・PR

アパレルブランドnest Robe(ネストローブ)やフリーランスでさまざまなブランドのPRやディレクションを務める。自身のInstagramで発信する日々のコーディネートも大人気。Instagram:takiguchi_kazuyo

作家プロフィール

齋藤萌(さいとうめぐみ)

編集者・ライター・フォトグラファー

「土屋鞄製造所」「北欧、暮らしの道具店」など、3社にてWebメディアの編集・ライターを経験し、2021年に独立。暮らしまわりやものづくりに関わる取材・執筆が得意。またフォトグラファーとしても活動している。instagram:@megum_isaito

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