読み物
【おしゃれの見つけ方】第3回 イラストレーター・よしいちひろさん/あえて型にはまらない。憧れの洋服は日々を楽しむスパイス
writer 齋藤萌
3. 小ぶりなアクセサリーで引き算
「今見ていただいたように、洋服に色や柄があるので、やりすぎに見えないようにアクセサリーは控えめにしています。最近よく身につけているのはJ.Hannah(ジェイハンナ)のもの。
色味が少ないうえにサイズも大きすぎないため、洋服にうまく馴染んでくれます。控えめながら、デザインにちゃんとオリジナリティがあるところもお気に入りです」
似合うを軸に、憧れでちょっと冒険を
「定番のアイテムだけだとカジュアルに寄ってしまうので、モードさや洗練した雰囲気を加えたい時に合わせているのが、オーストリア・ウィーン発のブランドであるSAGAN Vienna(サガン・ヴィエンナ)のトートバッグ。
甘めにもカジュアルにも合わせやすいうえ、コーディネートを垢抜けて見せてくれる頼もしいバッグです」
「バラバラな印象や無理した印象にはなりたくないけれど、カジュアルやガーリー・モードなど、ジャンルにとらわれたくない、という気持ちもあります。だからさまざまな雰囲気をミックスして、常に遊び心を忘れないようにしているんです。
いろいろ試した末に見つけたこれだ!と思えるコーディネートこそが、私にとっての心地のいいおしゃれです」
撮影・取材・文/齋藤萌
■こちらもおすすめ
→40代、50代からのおしゃれ探し『わたしの大人服。』(ナチュランのサイトに移動します)
取材・協力
よしいちひろ
イラストレーター
透明感のあるガーリーなタッチのイラストを手がけ、女性誌や書籍、広告などで活躍。ファッションやライフスタイルなども注目され、モデルやブランドコラボレーションなど、さまざまな分野で活動の幅を広げる。Instagram:@chocochop2
作家プロフィール
齋藤萌(さいとうめぐみ)
編集者・ライター・フォトグラファー
「土屋鞄製造所」「北欧、暮らしの道具店」など、3社にてWebメディアの編集・ライターを経験し、2021年に独立。暮らしまわりやものづくりに関わる取材・執筆が得意。またフォトグラファーとしても活動している。instagram:@megum_isaito