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素敵なあの人が被ったら。ナチュラン別注帽子のコーディネートも紹介/滝口和代さん(後編)【似合うをさがして】
writer ナチュらぎ編集部
滝口和代さんに麦わら帽子の魅力をお聞きする今回の企画。後編では収納やお手入れ方法、相性のいい小物などもうかがっています。
ナチュラン別注のカンカン帽も素敵に被っていただいたので、ぜひ着こなしの参考にしてくださいね。
麦わら帽子と相性がいい、自然由来のお手入れ方法
たくさんの帽子を長く愛用するために、収納やお手入れ方法にもひと工夫。
「形崩れが気になりにくいものはざっくりまとめてカゴに入れて、ヴィンテージや繊細なものは帽子用の箱に入れて、クローゼットの中で保管しています」
「麦わら帽子は通気性がありますし、風通しのいいカゴ収納をしているのもあって特別なお手入れはしていませんが、気になったときには消臭・抗菌効果のあるスプレーをシュッとしています」
滝口さんが愛用しているのは、藍染めで知られる藍の天然成分で製造された自然由来のスプレー「ai mist(AIZEN Terroir)」。
「箱には、天然の防虫・消臭効果があるといわれているシダーウッドの小さな玉を一緒に入れて保管しています」
麦わら帽子に合わせるバッグとアクセサリーは?
「麦わら帽子には、同じく天然素材の小物を合わせるのがおすすめです」と滝口さん。
見せていただいたカゴバッグは、大きさや色、形も豊富。透かし編みのものは装いに抜け感をプラスしたり、大きいものは脱いだ麦わら帽子を収納して運んだりもします。
無垢のやさしい木の質感や、レザーのやわらかい表情を持つ天然素材のバングル。麦わら帽子になじみつつ、ほどよくアクセントを足してくれます。
「田中帽子店×Cassure」
ナチュラン別注カンカン帽を滝口さんが被ってみたら
じつは今回、滝口さんにある帽子のコーディネートをお願いしていました。その帽子とは、日本で数少ない麦わら帽子の製造工場「田中帽子店」とナチュランのオリジナルブランド「Cassure」のコラボで生まれたカンカン帽です。
細部までこだわって作ったオリジナルの帽子。滝口さんならどんなふうに合わせてくれる? そんなワクワクドキドキを胸に、取材の数週間前、帽子をお送りしていました。すると「愛用していますよ!」という、うれしいお言葉が。
「埼玉に老舗の麦わら帽子の工場があると噂で知っていたので、今回この帽子のお話を聞いたときに、『あ、ここだ!』とつながってうれしくなりました。
届いてみたら、すごく使いやすくて驚いています。このミドルグレーのリボンの色がとても絶妙で。モノトーンのコーディネートにはもちろん、ベージュなどの中間色にも合うんです」
「今日はグレーのサロペットと合わせましたが、帽子に凛とした雰囲気もあるので、同色合わせでもちゃんと引きしまります。
ふだんコーディネートを考えるとき、小物は後から決めることが多いので、洋服によって帽子の合う、合わないがあるのですが、この帽子は本当にどんな服にも似合うからどういうことだろうって(笑)。最近は必ずこれを選んじゃうというくらい、愛用しています」
滝口さんにお褒めいただき、感激しきりのスタッフ一同。
最後に、「カンカン帽を被ってみたいけれど、似合うか心配」そんな方のためのアドバイスをいただきました。
「マダムな印象になりすぎないカンカン帽、私は大好きです。でももし、幼く可愛く見えてしまうのが心配であれば、浅く被らず、地面と水平に目深に被るのがおすすめですよ。
こちらの帽子は普通の麦わら帽子よりフォルムもスクエアなので、難しく考えなくても凛とした大人っぽい印象を作ることができると思います。
落ち着きのあるグレーの幅広リボンが麦わら感を控えめにしてくれるので、シックな夏の大人の装いにぴったりです」
撮影/菊地和歌子
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取材・協力
滝口和代(たきぐちかずよ)
フリーランス ディレクター・PR
自然素材のアパレルブランド「nest Robe(ネストローブ)」や「fofofofa」などフリーランスでさまざまなブランドのPRやディレクションを務める。自身のInstagramで発信する日々のコーディネートも大人気。Instagram:@takiguchi_kazuyo