「Antiquitésでも
アクセントカラーとして定番で使っているピンク。
今回はいろいろなトーンのピンクを
組み合わせたコレクションです。
発色のいいストライプ、
やわらかなピンクのスウェット、
スモーキーピンクのオーバーオールなど
異なるピンクの色合いにグレーを合わせて。
残暑の厳しい今の季節から取り入れられる、
軽やかできれいなピンクが揃いました。」
■リネンストライプシャツドレス
「このオリジナルストライプが
今回のピンクの中では一番明るいピンクです。
色がマットではなく、
ちょっとシャンブレーっぽいムラがあるのが特徴的。
ピンク、白、グレーの配色ですが、
白の中でもオフ白の部分があったり、
キナリが混ざっていたり、
グラデーションがあります。」
「冬だけどこういう色を着たいなっていう
デザイナー福田のインスピレーションでできた
ストライプです。
秋冬はニットを合わせてもらえたら。
夏が終わって一気にダークカラーの
ファッションになってしまうのではなく、
あえてこういうきれいな色を取り入れてもらえたら
という思いでつくりました。」
■ヘリンボーンパンツ
「いつものワークパンツを元に、
今回はちょっと太めにしました。
今までのような色褪せ感や洗いの加工をしてないので、
生デニムのようなちょっとかための素材も新鮮。
古着のデッドストックが見つかったような
イメージのパンツですね。
穿くほどに馴染んできますが、
最初はこのハリを楽しんでいただけたらと思います。」
■ピグメントフレンチテリードレス
「アメリカの古着のような
洗いがかかったミニ裏毛のワンピースです。
ロングパーカのような感じかな。
ほどよい厚さとやわらかな素材で、
1年を通して活躍するアイテムです。」
「実はAntiquitésでもスウェットはすごい人気。
こういうやわらかなピンクに、
発色のいいピンクのストライプを重ねると、
同じピンクでもトーンが違うので、
それぞれがより際立ちます。」
「さっき(STYLE01)よりも
ちょっと濃いチャコールの
Antiquitésのリネンスカートを合わせてみました。
アクセントでクロとかチャコールを
差してあげると引き締まります。
ボタンの留め方で、
中のチャコールの見え方が変わるので、
全体の印象も変わってアレンジが楽しめます。」
※スカート本田さん私物
「今回はTシャツをインしていますが、
冬になったら白いニットに変えても。
9月発売予定のペルーの手編みニットを
合わせるのもおすすめです。
重ねる素材によって
ストライプの見え方が変わるのも
おもしろいですね。」
■コットンプルオーバー
「コットン100%の定番ロングTシャツです。
生地にムラがあって、
シンプルですが表情のあるカットソー素材。
ゆったりしているので
1枚でも重ね着でも使いやすいTシャツです。」
「他の2スタイルに比べると、
より同系色でまとめたコーディネートです。
スモーキーなピンクのオーバーオールに
はおっているので、
ストライプの見え方も
ちょっと違ってきますね。」
■リネンストライプシャツ
「ワンピースと同じ
オリジナルストライプのシャツです。
ストライプの中でも同系色の濃淡があるので、
コントラストが強すぎず、
パキッとしていないのが魅力。
シャツはレギュラーシャツに近い感じかな。
後ろが長めなので
前後差のある着丈も特徴です。」
■タートルネックコットンリブニット
「毎年人気の縫い目のない
ストレスフリーの無縫製ホールガーメント。
肌ざわりがよくて着心地もいいし、
肌寒い時期から春先まで使えるニットです。
ネックが長めなので内外逆に折り返してもいいし、
くしゅっとたまる感じにしても。
今回はテンションをしっかりめに
編みこんでいるので、
ニットの伸びを防げるように
アップデートしています。」
■ヘリンボーンオーバーオール
「ストライプワンピースに合わせた
パンツ(STYLE01)と
同じ生地なのでちょっとかため。
ノンウォッシュに近い
生のジーンズのような素材なので、
着て洗ってくたっとさせていく感じです。
着ていくと色も褪せて、
ヘリンボーンの柄ももっと出てくると思うし、
それが古着っぽくてかわいいんです。」
「フランスのワークウェアから
インスピレーションを受けてつくったので、
肩ヒモも太めで後ろもこんな感じ。
今回のコレクション、
けっこうおっきめのニットが多かったんですけど、
それも中に着られるくらいゆったりしています。
私、このスモーキーなピンクがすごく好きで。
普段あまりピンクを着ない人にも
取り入れていただける色です。」