【 ichi / イチ 】本多さん 自分らしく、悠々と。vol.47「私らしいおしゃれと暮らし」

今回はすべて“インディゴ”を取り入れた着こなしをご紹介。
1枚1枚異なる表情を持つインディゴは、着るほどに風合いが増し、自分色になるのも魅力です。
青より深く、藍より青く。
大人のカジュアルスタイルにぜひ取り入れていただきたいアイテムです。

ichiプレス 本多悠起さん 身長:158cm

style 01

GINGHAM CHECK DRESS
播州織のギンガムチェックを秋の装いのエッセンスに

ワンピース、トップス、パンツすべてインディゴの組み合わせ。
「デニムパンツはウエスト幅も長さもあり、かなり大きめのメンズっぽいデザイン。ゆったりしたサイズの多いAntiquitésのお洋服に合うようにつくってもらいました。ちょっと農作業着っぽい雰囲気です。」
ネップの入ったふわふわとやわらかな風合いと、ツヤが特徴的なリネンデニム。
洗うほどにやわらかくなっていくのも魅力です。
フロントのカジュアルな印象とは異なり、ワンピースをはおることでバックスタイルは女性らしい印象に。
前後異なる表情が楽しめる着こなしです。
糸を織り上げる前に染める播州織の前開きワンピース。
1本1本糸が染まっていることで、落ちにくい豊かな色合いが表現されています。
力織機でゆっくり織られているので1日に限られた枚数しかできない希少性の高い生地です。
「インディゴなので経年変化が楽しめて、ギンガムチェックでも甘くなりすぎないワンピースです。 コットンが入っているので少しハリがありますが、洗う度にふわっとしてくる播州織ならではの風合いを楽しんでください。」
ウエスト切り替えとカフス裏の黄色の耳使いがポイント。
前立てと袖口にあしらわれた白のくるみボタンは、大きさや生地を指定してつくってもらったAntiquitésオリジナルです。
デニムパンツにも合わせたレザーベルトをワンピースに合わせて。
フランスの古着屋さんで見つけたベルトからインスピレーションを受けてつくられたメイドインジャパンのベルトだそう。
「バックルも大きめでメンズライクなので、あえてAntiquitésのかわいらしいワンピースに合わせるのもおすすめです。」

コーディネートに使用したアイテム

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style 02

WOOL GAUZE CHECK SKIRT
永遠の定番“アカ×インディゴ”のウールガーゼチェック

ヒップにかかるくらいの少し長めのスモック風トップスをスカートにインして。
やや下で切り替えたドロップショルダーも特徴的。
「インディゴっていろいろあるけど、1枚1枚表情が違うのが魅力。このプルオーバーは袖と裾で微妙に濃淡が違うんですよ。」
軽くてあたたかいウールガーゼを使用したAntiquitésオリジナルのチェック柄スカート。
ウエスト200cm以上で、広げるとかなりワイド!
裏地も付いているので1枚で安心して使えます。
「ウエストリボンは前後どちらでも結べます。アカ×インディゴは永遠にかわいい組み合わせです。」

コーディネートに使用したアイテム

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style 03

INDIGO DRESS
風合い豊かなインディゴ染めリネンワンピース

麻ならではのシャリと光沢がある素材が特徴的。 style02のトップスと同シリーズのインディゴ染めワンピースです。
ネックと袖口のシャーリングがアクセント。 独特のアタリが出ているのも新鮮です。
「フランスの古着をイメージしたワンピースです。縫製してから洗いと加工を入れているので、表情がある素材に仕上がっています。袖をまくってボリュームを出してもかわいいですよ。」
style01のワンピースと同じ播州織のストール。
経糸と緯糸のみで柄を表しているので、味のある生地に仕上がっています。
「インディゴの濃淡が異なる2色のギンガムチェックをパッチワーク風に組み合わせたストールです。ワンピースと同じ黄色の耳が端部分に入っています。」

コーディネートに使用したアイテム

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style 04

STRIPE DRESS
ヴィンテージ風のインディゴストライプを主役に

style01のワンピースと同じ風合いのある播州織の素材と、くるみボタンが目を引くワンピース。
この形はスカート右側が黄色の耳使いに。
「ローウエスト切り替えのふわっとしたスカートが女性らしいデザインです。ノーカラーなので重ね着もしやすいですよ。」
洗い加工によるシワ感と、シロ×クロの杢調の素材が特徴的なストール。
「フワフワ起毛した暖かみのあるリネンウールを使用しています。正方形なのではおったり、巻いたりアレンジも楽しめます。」

コーディネートに使用したアイテム

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みなさん、こんにちは!
やっとイチョウも黄色くなってきた11月。
いつもより紅葉もゆっくりのように感じますが、ニットやコートが着れる涼しさに心ウキウキと弾んでます。寒いのは苦手ですが、いろんな色や素材を重ねられる冬のはじまりは大好きです : )

今回はシーズン通して、ワードローブにも欠かせられないインディゴのご紹介です。着込んで色あせてクタクタになったインディゴの服・古着が好きです。こんな風合いや色を再現したいな…….という想いからできたAntiquitésのインディゴストライプとギンガムです。生地の厚さ、洗い続けていくほどにでる風合い、インディゴの色や柄のサイズ、1つ1つ生地屋さんと話し合いながらできた、愛着ある生地です。
このストライプとギンガムは兵庫県西脇市の古い力織機で織られた播州織で、力織機ならではセルビッチ=生地の端っこの耳の色はイエローです。イエローの耳使いが、それぞれの服のどこかに :)

ちょうど西脇の機屋さんで、この生地を織っている、まっ最中の工場に行って現場でお話を聞かせていただきました。
工場の外まで鳴り響く力織機が生地を織る音のなか、手慣れた手つきで織機の調整を行っている熟練の職人さんとお話しできたのは貴重な経験でした。
手間と時間がかかる力織機、今では台数も少なく、メンテナンスできる職人さんも減っているのが現状です。職人さんにいただいた、まだ洗い前の織りたての生地、中には力織機の調節や横糸が飛んでしまった生地のキズがあるものも………... 洋服にはできないけどキズの部分は力織機ならではの愛情ある部分やねー、と言われたのがとても印象に残っています。

そんな力織機で織られた生地ならではの着心地、変わっていく風合いと表情をゆっくり感じていただけたら嬉しいです。

早いもので今年も最後のコラムになりました。いつもコラムを読んでいただき本当にありがとうございます。来年も引き続きどうぞよろしくお願いします。
少し早いですが、みなさんすてきな年末年始をお過ごしくださいませ : )

i c h i 本多 悠起

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