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【ナチュらぎタイムのテーブルの上】心と体をゆるめる至福のおやつレシピ「グレープフルーツのシロップ漬け×ルイボスティー」

writer ナチュらぎ編集部

好きな絵本や音楽を用意して、忙しい毎日の疲れを癒すおやつ時間。お気に入りの食器で楽しむテーブルの上の風景と、フードコーディネーター高梨亜里さんによる心にも体にもやさしいレシピをご紹介します。

保存もできるグレープフルーツのシロップ漬けは、ルイボスティーとの相性が抜群。ちょっと疲れたなと感じた時や、気持ちを前向きにしたい時にもぴったりの一杯です。

お部屋いっぱいに広がる天然のアロマ

「さぁ作ろう」と皮をむき始めると、お部屋いっぱいに広がる爽やかな香り。空間ににじみ出る天然のアロマを五感で感じると、疲れた心や体がリセットされるようです。皮をむくという下ごしらえも、心地いいリフレッシュタイムになります。

もっともおいしいグレープフルーツが取れる時期は3~5月頃。新生活でワクワクすることが多い反面、ちょっとした不調も感じやすい季節です。旬ならではの豊富な栄養と爽やかな香りが、ストレスを和らげてくれそう。

ルイボスティーを注いで、彩りもかわいい休憩ドリンク

果肉とシロップを入れたグラスにルイボスティーを注げば、ほっとひと息の休憩にうれしい一杯に。

ノンカフェインなので飲む時間を選ばず、ルイボスティーの穏やかな味わいは、柑橘の香りをぐんと引き立ててくれます。

2色のグレープフルーツで作れば見た目も華やかになり、おもてなしのドリンクにもおすすめ。無農薬の柑橘の場合は皮をピールにしても楽しめます。

【材料】

グレープフルーツ……ルビー1個、ホワイト1個
グラニュー糖(てんさい糖)……200g
※グレープフルーツを追加する場合は、1個につきグラニュー糖100gずつ増やす

【準備】

・保存容器を熱湯消毒しておく

【作り方】

1 グレープフルーツは皮を剥き、薄皮を取り除く。
2 容器にグレープフルーツと砂糖を交互に重ねながら、詰めていく。
3 一日常温に置き、砂糖がほぼ溶けてきたら、瓶の上下を返して瓶を軽くゆするなどして残りの砂糖を混ぜる。砂糖が溶けきれば完成。(完成後は冷蔵庫に保存する。)
4 熱湯でルイボスティーを入れる。カップにシロップ漬けの果肉とシロップを入れ、ルイボスティーを注ぐ。

高梨さんからのひとこと

「グレープフルーツのシロップ漬けは冷蔵で1週間〜10日ほど保存可能です。そのまま食べてもおいしく、炭酸水と組み合わせてもリフレッシュできて映えるドリンクに。甘夏や文旦などほかの旬の柑橘でも同様に作ることができます。水やミルクと合わせて甘さを調節し、溶かしたゼラチンを混ぜて冷やせば即席ゼリーにも。ぜひお試しください!」

撮影・レシピ/高梨亜里
取材・文/ナチュらぎ編集部

作家プロフィール

高梨亜里(たかなしあり)

フードコーディネーター・写真家

レシピ開発、スタイリスト、カメラマンとして料理撮影のトータルフードコーディネートを手がける。食べて身体が喜ぶ幸福感のあるレシピ、生命力ある鮮やかな色使いのスタイリング撮影が得意。見る人の印象に残る唯一無二な世界観で食の魅力を発信する。https://ariswalk.art/

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