インテリアにおしゃれになじむ
夏の虫よけグッズ

ジメジメとした梅雨がやってきました。蒸し暑くすっきりしない日々が続きますね。雨水のたまったバケツや小さな水たまり。庭先などに水がたまりやすい季節になると、本格的に活動を開始するのが「蚊」です。夏のアウトドアシーズンに向けて今から対策したいけれど、虫よけグッズは成分が気になったり、デザインが好きではなかったり……。

そこで今回は、ナチュラルでおしゃれな虫よけグッズをご紹介いたします。インテリアにマッチするアイテムで、今からしっかり対策しましょう。

安心して使いたいから　昔ながらの蚊取り線香

虫よけグッズというと、スプレーやリング、置き型タイプが定番ですが、最近では虫よけアプリやアロマ、蚊取り家電などさまざまなアイテムが登場しています。なかでも一番の対策は殺虫成分の高いものを選ぶことですが、環境や人体への影響が気になるところ。そこで最近注目されているのが、昔ながらの「蚊取り線香」です。

安全性や汎用性の高い　蚊取り線香

日本の夏の風物詩「蚊取り線香」。そのルーツは平安時代と言われ、明治以降に本格的に普及していきます。最初は棒状でしたが、折れにくく長時間燃焼させるために渦巻型へと変化を遂げます。
ピレスロイド系と呼ばれる殺虫成分が含まれ、火をつけることで熱によって殺虫成分が空気中に漂い、近くにいる蚊を殺虫します。哺乳類などの恒温動物には安全性の高い成分で、小さな子どもやペットがいる場所で使用しても問題ないとされています。
また、電気を使わないため場所を問わず使用でき、ひと巻きで約7時間ほど持続するため、汎用性の高さやコスパの良さも魅力です。

自然由来の蚊取り線香

蚊取り線香の上手な使い方

天然由来成分で場所を問わず使用できる蚊取り線香。虫よけ効果を高める適切な使い方をご紹介いたします。

風通しの良い場所で

まず前提として、燃えやすいものは遠ざけ、室内で使用する場合はしっかり換気をしましょう。煙が殺虫成分を運ぶため、風通しの良い場所での使用をおすすめします。
なお、効果のある範囲は2〜3m以内とされています。室内であれば部屋の中心に、屋外であれば風上に置くと、まんべんなく煙が行きわたります。

一緒に使いたい　おしゃれなホルダー

火をつけて燃やすことで効果を発揮する蚊取り線香は、灰で周りが汚れやすいというデメリットも。専用の蚊取り線香入れを併用すれば、灰が舞ったりもせず安心です。最近ではインテリアになじむおしゃれなホルダーが増えました。お部屋やお庭の雰囲気に合わせて選んでみましょう。

まるで花器のような美しさ

ガラス製を選べば　涼し気で夏にぴったり

缶のまますっぽり収まる　スマートなホルダー

安心して使用でき、夏ならではの風情も感じられる蚊取り線香。ゆったりと煙が噴きだす様子は、何だか懐かしく、見ていると心がほっと落ち着きますね。夏の行楽やガーデニング、日々のお洗濯のお供に、優しくおしゃれに虫よけできるアイテムをぜひお迎えしてみてくださいね。