chou chou de maman(シュシュドママン) / Arome de muguet(アロマドミュゲ)のナリタチ、カタチ。

今回は、直営店の「nenil(ネニル)立川店」にて、「chou chou de maman」「Arome de muguet」の革デザイナー・見瀬さんにお話をうかがいました。

>> 「chou chou de maman」「Arome de muguet」アイテム一覧

いいものを、お買い求めいただきやすい価格で

いいものを、お買い求め
いただきやすい価格で

洋服全般を手がける「chou chou de maman(シュシュドママン)」、バッグやシューズなど服飾雑貨を揃える「Arome de muguet(アロマドミュゲ)」、生活雑貨を扱う「Tiara zakka(ティアラザッカ)」。現在3つのブランドを展開するアパレルメーカー・ティアラは、毎日の暮らしに身近なアイテムとともに、ライフスタイルを提案しています。
「シュシュドマン」は天然素材を中心に、ママと娘がペアで楽しめる日常服の販売からスタート。「アロマドミュゲ」は、シュシュドママンの洋服に合うシンプルな革のバッグをと、代表の金澤さんが手作りしたものをきっかけに商品化、販売したことからはじまりました。
このバッグは、持ち手まで一枚で切り抜いた革を2枚、断ち切りのまま縫い合わせた簡潔なつくり。シンプルだからこそ、商品にはこだわりぬいた上質な革を使用したい。国内で製作を依頼していた職人の協力もあり、品質の良さに比べ良心的な価格が好評のバッグでした(残念ながら現在生産終了)。
いいものをお求めやすい価格で――。
アンティークやヴィンテージの布、アクセサリーなど参考にしてうまれた商品も、昔ながらのよいものに触れ、かつ求めやすく、持つ、着る喜びをさまざまな人に知ってほしいとの思いから。アンティークに興味を抱く、世界を広げる足がかりになればと、日々ものづくりをおこなっています。

(写真下)シンプルな革バッグ「ボウルバッグ」は、金澤さんの著書『はじめよう やさしい革雑貨づくり』にてつくり方を紹介しています。フランス、韓国、台湾でも翻訳本の出版が!

つながりうみだすものづくり

つながりうみだすものづくり

シーズンテーマは毎回3ブランドとも共通しているため、洋服からバッグ、靴までトータルコーディネートで買い求める方や、母娘連れで一緒に身につけられる洋服や小物を探しにみえるお客さまも少なくないそう。
今期のテーマは『バレリーナの庭』。淡いパウダリーカラー、薄い布を何枚も重ねて陰影をつけたような、チュチュの軽くふんわりとした素材感。軽やかで洗練された雰囲気は、これまでのアンティークやヴィンテージの重厚感あるブランドイメージからは新鮮な印象です。
また、洋服・雑貨と異なるカテゴリを扱うブランドではあるものの、共通テーマからものづくりがはじまるため、情報交換も自然と密に。ワンピースのために作った生地をバッグにも応用してみたり、バッグで使った革をキャミソールの肩ヒモにしてみたりと、さまざまなアイディアや技術がブランド間を行き来し、あたらしい商品がうみだされています。

懐かしさと新鮮さが共存する、欲張りな女性のためのワンピース

懐かしさと新鮮さが共存する、欲張りな女性のためのワンピース

天然素材の代表格、ナチュラルな着こなしに欠かせない「リネン」の存在。シュシュドママンでも毎シーズンさまざまなリネンアイテムがつくられています。
リネンの元となる麻植物の栽培は寒い地域が適しており、とりわけフランス北部、ベルギー、オランダは、最高品質のヨーロッパリネンを産出することで知られています。一度刈り取った茎を乾燥させるため寝かせた土の色で(土の色を吸い込んで)、その年のリネンの色が決まるといわれ、ワインように当たり年もあるそう。
今期テーマ『バレリーナ』をシュシュドママンらしさとともに表現した新作ワンピースも、ヨーロッパリネン糸を使用。ふんわりとチュチュのようなエアリー感、着用時のシルエットがより美しく出るよう試行錯誤された混紡率で、リネンとレーヨンを織り交ぜたオリジナル生地です。
また、毎シーズン好評のプリント図案もオリジナル。パリの蚤の市など海外で買い付けたヴィンテージ生地のプリント柄を参考にデザインを起こします。シュシュドママンがプリントに用いる色数は多く、一色ずつ丹念に版を重ねて描き出したお花や葉っぱ、自然の風景は、一枚の水彩画やブーケのように、活き活きとリネンの上を彩ります。
時代とともに新しく便利になる素材や繊維、染料などの用い方と、時代を経てより一層その良さが際立ってくるヴィンテージプリントの世界。
新しさと伝統、流行と定番。あらゆるいいところを一度に楽しみたい、欲張りな女性にきっと満足していただける新作カシュクールワンピースです。(ワンピースは、2月中旬より販売開始予定です)

使い続けることが最良のお手入れに

使い続けることが
最良のお手入れに

アロマドミュゲでいくつか紹介しているケア用品の中からナチュランでおすすめしたいのが、レザーケア用品メーカー「コロンブス」のアロマレザークリームとブラシに、オリジナルグッズをセットにしたケアアイテム。
アロマレザークリームは天然のエッセンシャルオイルが配合され、ケア用品にありがちな独特の匂いがなく心地よくお手入れができ、ケアを重ねるごとに靴やバッグがアロマの香りに包まれ気持ちもはずむ一品。
革製品は使う前、使い終えた後のケアが気になりがちですが、日々愛着をもって使い続けることも大切。バッグなら、毎日のように持ち歩いて人間の手が触れると適度なあぶらや水分がレザーに自然とツヤや年季、風合いをもたらします。
一日の終わりにさっと乾拭きする、週末など時間に余裕をもてるときはクリームを塗る、雨や汚れに気をつけて防水スプレーもたまに、とシンプルなお手入れと愛情で、本革製品は一生ものとして付き合える楽しみがあります。

(写真下)見瀬さん愛用の名刺入れ。ポラロイド写真独特の褪せたような色味をレザーで表現。「Arome de muguet(フランス語で"すずらんの香り")」のロゴにも描かれているすずらんの刺繍は、蝋引きしたリネン糸を手刺繍したもの。ここにも素朴であたたかな手仕事のぬくもりが。

あらゆる手間隙を注ぎ込んだ価値あるバッグ

あらゆる手間隙を注ぎ込んだ価値あるバッグ

しっとりと吸い付くようにきめ細かな手触りが特徴の羊革。一頭からとれる皮の分量が少ないため、ポーチやお財布など小物製品での用途が多いそう。そんな羊革を贅沢に使ってつくられた「カラーバーニッシュボウルバッグ」は、革以外にも興味深いポイントがたくさん。
両面中央を飾るカットワークは、洋服では一般的な白糸刺繍と呼ばれる布レースの一種。革製品にはめずらしいあしらいで、アンティークレースのモチーフをデザインソースにして考えられました。ひとつひとつ鋼の小さな刃をあて、こつこつコンコン手で打ち抜き仕上げたカットワークの透け模様は、羊革のなめらかさと相まってまるでコットンレースのように繊細な雰囲気が再現されています。
また、持ち手と本体とをつなぐハンドステッチや、バッグの形に仕立ててからおこなうヴィンテージ加工まで、手しごとならではの表情の違いが、一点もののような味わいを醸し出しています。
惜しみなく注ぎ込まれたあらゆる手間隙が、素朴ななかに品を漂わせる価値あるバッグです。(現在ブラウン、コーラルピンク販売中。写真のブルーは、2月中旬より販売開始予定です)

(写真下)リネンの巾着がバッグインバッグとして付属されているので中身がしっかり隠れて安心。洋服用につくったリネン生地の糸を、番手を変えて厚めに織り直した生地を使用。ここにもブランド間のチームワークが光ります。

おみやげをいただきました。オリジナルトートバッグを抽選で10名様にプレゼント

今回インタビューでご協力いただいた見瀬さん、西さんより『ナリタチ、カタチ。』をご覧のみなさまへおみやげをいただきました。「chou chou de maman」リネントートバッグは抽選で。撮りおろし写真を使ったオリジナル壁紙は全員プレゼントです。

>> アンドロイド用壁紙(1440×1280)

>> iPhone用壁紙(640×1136)

>> PC用ワイド壁紙(1366×768)

>> PC用壁紙(1280×800)

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