CLEDRAN(クレドラン)のナリタチ、カタチ。

今回は新春特別企画、あたらしい年を新しいお財布で。クレドラン設立当初からのロングセラーアイテムのひとつ、上品なドットプリントが人気の「CLE WALLET」復刻カラーをナチュラン別注としておつくりいただきました。また、メインデザイナーの池辺彩さんと、上質な革を贅沢に使いほぼすべての工程を手しごとで仕上げるというクラフトファクトリーシリーズ生みの親・内田亮さんのインタビューもご紹介します。

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「CLE WALLET」ナチュラン別注復刻カラー

バッグや小物類にこだわりを持つ男性にも愛用者の多い「クレドラン」は、2007年のブランド設立から7年目を迎えます。「CLE WALLET」はブランド名の一部「CLE(鍵)」を冠したクレドランを代表する設立当初からのロングセラー商品。現在は販売されていないベージュとグリーン2色を復刻カラーとして、ナチュランのために特別におつくりいただきました。
ポップすぎずカジュアルすぎず、でも地味になりすぎない、大人の女性が持つのにちょうどよいドットプリントは、財布にもカバンにもいいドットの大きさと間隔をいくつもシミュレーションしたオリジナルです。

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使いやすさの法則が揃った基本形ウォレット

使いやすさの法則が揃った基本形ウォレット

小銭入れを中心に、札入れとカード入れが左右対称に配され、一度開けたらすべてが見渡せるオーソドックスながら使いやすさの法則が揃った、クレドランウォレットの基本を形作ったロングセラー商品です。
【12枚以上のカードを収納可】
クレドランのお財布はすべてカードが最低10枚は入るようにケース部分を取っています(極小財布など一部除く)。CLE WALLETも片側6枚の収納が両側に付いているので計12枚プラス仕切りのない自由に使える部分があり、カードをたくさんお持ちの方に大変便利です。
【小銭も見やすく取り出しやすい】
小銭入れは片側のマチ幅を大きくとっているので、たくさん入って探しやすく取り出しやすい。かつ、小銭がかさんでもお財布の中央にあるため、全体が格好悪く膨らんだりしません。
【お札の出し入れもスムーズ】
二つ折りタイプに比べて慣れないと意外にお札の取り出しで手間取る長財布。CLE WALLETは長さに少し余裕を持たせているので、ひっかかりなくのびのびと、お札をきれいな状態で出し入れできるよう工夫されています。
【見えない部分も贅沢に】
内側は外側のドット生地と共色にしたコットン100%。カードやお札の出し入れがしやすい、すべりがよく耐久性に優れた生地です。
レザーは栃木レザーを使用。繊維の密度が高いため強度が必要なバッグやお財布全体に使われることが多いレザーで、財布の内側のみで使うことはなかなかないそう。さらに内側で使う場合は不要な厚みを避け1mm以下にすくため、裂けてしまわないよう中でも銀面が強いレザー選びが必要です。長く使える質のよいお財布は、見えない部分の贅沢な素材使いによってできあがっています。

愛着という名の時を刻んで

愛着という名の時を刻んで

ブランド名はフランス語の「CLE(鍵)」+「CADRAN(文字盤)」を組み合わせた造語。そのブランド名をカタチにした頭文字「C」のエンブレムが革パッチで表に、鍵をモチーフにした刻印が内側の革部分に入ります。
もうひとつのコンセプトである「文字盤」は、商品そのものにあたるのだそう。時を刻んでいく文字盤のように、長く愛用してほしいという願いをこめて――。
また商品にも、フランス語を用いた造語をつけることが多いクレドランのアイテム。CLE WALLETもブランドを象徴する商品として「CLE」の文字が刻まれています。

(写真上)エンブレム「C」への愛着が伝わるエピソードをひとつ。新作のサンプルができあがった際に必ずおこなわれる“儀式”が「C」の位置をスタッフみんなで決めるというもの。主に上下の位置調整をするとのことで、バッグであれば中にモノを入れてみた膨らみ加減なども考えながら、「C」もバッグもかわいく、またはかっこよくみえるポイントを探るのだとか。クレドランの商品をみる際にみなさんもチェックしてみてくださいね♪

メインデザイナー池辺彩さんインタビュー

商社やアパレルメーカーなど数々の企業で服飾雑貨デザイナーとして企画に携わってきた池辺彩さん。会社設立の2008年から立ち上げメンバーのひとりとして、ドットシリーズやメッシュトートシリーズなど、レディースアイテム全般のデザインを手がけてきました
「何年経ってもやっぱり好き」と惚れ込んで使える、飽きのこないシンプルな見た目と使い易さ、機能性を調和させた商品を追究し、日々小さな発見やひらめきを探しながらデザインに励んでいるという池辺さん。
本革を使用するのは日焼けや手の脂が染み込むなど、日々の自然な影響によって色がより深いものへと変化する味わいや、持ったとき手や身体にスッと馴染んでいく感覚を味わってほしいという思いが込められています。




ロングセラーを支えるひとさじのリニューアル

ロングセラーを支えるひとさじのリニューアル

大阪の直営店をはじめとする店舗には、スタッフみなさんがプライベートで使ったお財布やバッグが、お客さまのお買い物のご参考にと置いてあります。
池辺さんもバッグやお財布、ポーチなどすべてクレドランをお使いで、お見せいただいたものは新作から昔の懐かしいアイテムまでいろいろ。実際に使ってみないと分からなかった発見が、リニューアルや新しい商品のアイディアに活かされています。
リニューアルのきっかけは、いつもクレドランの商品に触れ、自身で使用しているスタッフからの提案や、長くお付き合いのある販売店の担当の方ならではの「なるほど!」と共感できるアドバイス。必要と判断すればすぐに現場が動き、新作旧作関係なく調整するため、展示会の真っ最中に新作の仕様を変更することもあるというから驚きです。
CLE WALLETも販売開始直後にリニューアルを加えました。通帳も入るお財布として作ったものの、女性の手やバッグにおさまるには大きすぎると高さを少なくした今の大きさに。使いやすいと好評の中身の仕様や幅はそのまま残されており、必要な部分だけをひとさじ、がロングセラーアイテムを生み出す秘訣になっています。

女性に優しいハンサムバッグ

女性に優しいユニセックスなハンサムバッグ

ママバッグとして生まれたキルティングシリーズ「ルーラル」に続いて、少しアウトドア感をプラスした「タント」ボディバッグ。ボディバッグが流行しはじめの頃は、アウトドア感とメンズ感が強い、大きくてゴツイものばかり。女性でも持てるボディバッグがあったらと、「ルーラル」で定着したあたたかみのあるキルティング素材を用い、ユニセックスな雰囲気のボディバッグに仕上がりました。レザーパーツを多くあしらった街でも持てるスタイリッシュなデザインは、男性にもお持ちいただけるLサイズもありおすすめです。
ママバッグから派生したバッグなので、バッグを肩にかけたまま赤ちゃんをだっこしてもママも赤ちゃんも痛くない、ソフトでやさしいバッグでもあります。
デザインの第1歩は、街を歩いている女性の格好からヒントを得ることも多いという池辺さん。自らもショッピングへ出かけて実際に洋服買うときなど、シーンや装いに応じてこんなバッグが欲しい、あったらいいなと具体的にイメージを膨らませていくそう。女性デザイナーならではのひらめき、細やかなデザインとリニューアルを重ねて、クレドランのアイテムはさまざまな人の時を刻むキーアイテムとなっています。

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クラフトファクトリーシリーズ

オフィスの一角にあるアトリエにて生み出される「クラフトファクトリーシリーズ」。クレドランらしいシンプルで上品な佇まいのなかに、あたたかみを加えた商品をすべて手仕事でつくりあげてみたい――。そんな思いから企画・立ち上げをはじめ実際の生産までを担う、まさにシリーズ「生みの親」内田亮さんにお話をうかがいました。

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ハンドステッチのあたたかみとレザーの風合いを堪能

ハンドステッチのあたたかみとレザーの風合いを堪能

シリーズ最大の特徴は「ハンドステッチ」。耐久性や防水性をあげるために蝋引きしたコットン100%糸を、表と裏から交互に8の字に通して縫っていくため、ミシンであれば十数秒で終わるところ、手縫いにかかる時間は30分~1時間。さらにミシンの場合はそのまま縫い始めますが、手縫いはあらかじめ針を通す穴をあけるなど、ひとつひとつの工程に手仕事ならではの手間と時間がかけられています。
すべてハンドステッチで仕上げられていますが、袋縫いをしているためにステッチが見えるのは表と背面の直線と持ち手をつなげた一部。手仕事のぬくもりはそのままに、カジュアル感がおさえられた上品なたたずまいのバッグに仕上がりました。
またクレドランのバッグではおなじみ、リネン地のバッグインバッグ付き。レザーのみではクラフト感が出すぎるのを和らげてくれる見た目と便利さを兼ね備えています。貴重品など大切なものは巾着に、すぐに取り出したいケータイや本などは巾着とレザーバッグの間のスペースを活用するという使い方も。レザーとステッチ糸は本体のバッグと同じものを用いた、他のシリーズではない、クラフトシリーズのみのこだわり仕様です。

(写真)革は栃木レザーや姫路レザーなど有名タンナーの上質レザーを使用。使い込むほどに色合いの深みとしなやかさが増していきます。

レザークラフトをより楽しんでほしいから

レザークラフトをより楽しんでほしいから

新しいバッグや靴を手にいれると、うれしくて一生懸命クリームを塗ったり磨いたりするものの、最初だけで続かなかった経験をお持ちの方も多いのでは?クレドランでは簡単に最低限、長く続けるお手入れをおすすめしています。
まず防水スプレー。革はもちろん、CLE WALLETのような生地製品でも、汚れや水から守る予防の作業は大切なケアのひとつ。ブラッシングはできれば1週間に1度お休みの日などに、空拭きもするだけで長年使っていると革から自然と浮いてくるオイルと相まって、深みのあるツヤ感が加わってきます。
ただ多少の栄養補給は長く愛用するための秘訣なので、ブラッシングや乾拭きでホコリと汚れをとり「乳化性無色」の革用クリームを薄く伸ばして、毛足のないキメの細かい布で乾拭きをするケアも数ヶ月に1度程度プラスしてみてください。
また毎日連続で使っていると革も生地もおなじところに負担がかかるため寿命も短くなってしまいます。靴と一緒でバッグにも休息日を。
クレドランらしい深いブラウンが人気カラーではあるものの、革本来の色と味わいが楽しめるキャメルもおすすめしたいと内田さんは言います。傷が目立つのでは……と懸念してしまったり、経年使用による色の変化で出るムラを気にする人も多くいらっしゃいますが、革は必ずシミも傷もつくもの。以前よりはその認識が広まりつつはあるものの、まだまだ日本人にはその理解が浸透しておらず、もったいない、きれいなまま使いたいという気持ちが強いそう。
海外ではもっとおおらかに革を楽しんでいるので、汚れと捉えずアジと受け止めて、革を楽しみたいというスタンスを少しでもお持ちの方には、キャメルが断然おすすめだそうです。
またハンドステッチはミシン縫いと違い、もし糸が切れてしまってもほつれが途中で止まるので、自分で直すことも可能です。蝋引き糸や針はホームセンターで揃う材料なので、ものづくり、手づくりの楽しさを身近に感じるきっかけとしてチャレンジしてみるのもおすすめです。
クレドランでは店舗でもメンテナンスをおこなえるスタッフがいるので、革やハンドクラフトをより楽しみたい方はぜひご相談を。




おみやげをいただきました。皮革用クリームを抽選で10名様にプレゼント

インタビューにご協力いただいた池辺さん、内田さん、梅本さんに『ナリタチ、カタチ。』をご覧のみなさまへおみやげをいただきました。オリジナルキーカバーは抽選で。撮りおろし写真を使ったオリジナル壁紙は全員プレゼントです。

>> アンドロイド用壁紙(1440×1280)

>> iPhone用壁紙(640×1136)

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