writer NATULAGI編集部
ナチュらぎが注目する素敵な人の、おしゃれの3つのルールをご紹介いただく企画。
今回ご登場いただくのは、ナチュランの15周年企画にて、スペシャルアイテムを一緒につくってくれたアクセサリー作家のtomomiさんです。
40代の等身大のおしゃれを発信するインスタグラマーとしても活躍するtomomiさん。レースやフリルなどのかわいいモチーフも、甘すぎない絶妙なバランスで着こなしてしまうそのセンスは、どのようにしてつくられたのでしょうか?
今回はtomomiさんのおしゃれをつくる秘密に迫ります。
自分ウケを大切にする
tomomiさん:
「大切にしているのは、自分ウケです。
私にとっておしゃれはごきげんツール。人からは見えない部分でも、ふと目に入る部分がかわいいと、その日一日ごきげんに過ごせる気がするんです。
袖のフリルやインナーに忍ばせたピンク、靴下のかかとのフリンジなど、コーディネートを組むときは、必ずどこかに自分自身が『ひゃーかわいい!』と思える部分を仕込むようにしています」
▲ちらっとのぞく猫のイラストにキュン。tomomiさん:
「10代からアパレル販売をしていましたが、店頭では“売るための服”を着なければならないこともありました。そうすると、時々『かわいい』という感覚が麻痺して、仕事のやる気も半減しちゃう、なんてことも。
そんなとき、自分好みのビビッドな靴下や少しクセのある靴を履いたり、ボリュームのあるピアスをつけたりしたところ、今までぼんやりしていたコーディネートが急に輝き出したんです。
その経験は今でも活きていて、自分ウケは、手持ちの服に飽きたときの特効薬にもなっています。
そのせいで靴下はとんでもない量を所持していますが(笑)」
▲tomomiさんの靴下コレクションの一部。バランスの目標は「てるてる坊主」?!
tomomiさん:
「なんのこっちゃと思われるかもしれませんが(笑)、全身で見たときのボリュームを、三角形のバランスになるようにイメージしてコーディネートしています」
▲裾からのぞかせたパンツ(着るたびときめく花柄パンツ グレー¥12,100/Lintu Laulu)
tomomiさん:
「これも、アパレル時代の経験から。接客中、『私は太っているから……』と諦めてしまう方がすごく多かったんです。でも、例えば手足の長さやお顔の小ささ、手首の華奢さなど、どんな方にも必ずすばらしい部分があります。
お客さまの魅力を活かす提案をする中、私自身もたくさんの服を着てトライ&エラーを繰り返すうちに、『私はスタイルがいいわけじゃないけれど、首の長さなら誇れる』と気づいて。
自分のいいところを最大限に魅せ、隠したい部分は隠す、今の三角形のバランスに行きつきました」
どこかにハズしアイテムを
▲ブラウス(着るたびときめく花柄ブラウス ネイビー¥12,100)、パンツ(着るたびときめく花柄パンツ ネイビー¥12,100)ともにLintu Laulu
tomomiさん:
「全部甘めや、全部カジュアルにはせず、どこかにテイストの違う、ハズしアイテムを入れるようにしています。
例えば、Tシャツ×デニムにはフリルのブラウスを羽織ったり、ワンピースの足元にはスニーカーを合わせたり。
甘辛ミックススタイルが、私のコーディネートのベースです」
tomomiさん:
「ナチュラルコーデに目覚めた頃、自分の中で『どこかハズしアイテムを入れる』はルール化しました。
というのも、ナチュラルテイストでまとめすぎてしまうと、私が着るとふわっとしすぎて、パジャマみたいに見えてしまうことがあったんです。
ハズし要素を入れることでメリハリが加わり、自分に馴染むナチュラルコーデになりました」
▲花柄のセットアップは甘くなりすぎないよう、カジュアルなサンダルを合わせてバランスよく。自分が楽しむことがいちばん!
ファッション誌を読むのが大好きで、かわいいものへの気持ちがムクムクと育まれた学生時代。地元には当時、雑誌に出てくるような洋服を買えるお店がなく、「買えないなら作っちゃおう」とハンドメイドを楽しむようになりました。
そんなtomomiさんがアクセサリー作家になったのは、コロナ禍にママ友に手作りのマスクを贈り、感激されたことがきっかけ。自分の作るもので誰かがこんなにもよろこんでくれる、そのことがたまらなくうれしかったといいます。
▲tomomiさんが手がけるブランド「yoep」のアクセサリー小物。
▲「クローゼットはグラデーションになるよう並べて、気分が上がる空間にしています」アクセサリーを販売するようになってからは、SNSにも力を入れるように。
40代のファッション、メイク、ライフスタイルを通して、ポジティブなメッセージを発信するtomomiさんの投稿は、同世代の女性を中心に大人気です。
tomomiさん:
「好きなもの集めが大好きなので、SNSもその延長線上。ほとんど趣味みたいなものですが、たくさんの方に見ていただき、素敵な出会いも生まれ、ありがたいかぎりです。
ご縁がつながり、今回ナチュランさんとのコラボが実現したのも、とてもうれしい機会でした。SNSならではの大変なこともありますが、それ以上に楽しみが大きくて、日々幸せを感じています」
▲今回のコラボの花柄ブラウス。こだわったピンクのタグも、見るたびごきげんになれる「自分ウケ」ポイントです。紙の中のおしゃれに憧れた学生時代、アパレル販売の経験、届けるよろこびを知ったハンドメイド作家としての活動。好きなものがつながりながら花開くように、tomomiさんの今をつくっています。
最後に、これからしてみたいおしゃれを聞いてみると?
tomomiさん:
「白髪が手に負えなくなったら、髪色をハイトーンにしたいなと密かに企んでいます。髪型が変わるだけで垢抜けしたり、コーディネートの印象がガラリと変わったりするので、髪ってとっても大事ですよね。
いつかイメチェンしたいなと、あれこれ楽しく考えています」
年齢を重ねていくお悩みも、tomomiさんにかかればワクワクする方向へ。「おしゃれは自分が楽しむことがいちばん」という、シンプルで大切なことを教えていただきました。
撮影/菊地和歌子