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vol.1 homeworking(ホームワーキング) 洋服も、暮らしの道具を選ぶように。毎日着たくなる大人のための日常着

2026/04/20 公開 

vol.1 homeworking(ホームワーキング)鈴木さんインタビュー/洋服も、暮らしの道具を選ぶように。毎日着たくなる大人のための日常着

writer NATULAGI編集部

homeworking(ホームワーキング)の洋服には、「生活の服」という言葉がしっくりきます。

毎日袖を通しても飽きのこないデザイン、体の動きに寄り添う心地よさ。生活の中にすっと溶け込み、それでいて気分が上がる、まるで頼りになる暮らしの道具のような、不思議な力を感じさせます。

その魅力のひみつが知りたくて、今回はナチュランにもたびたびご登場いただいているhomeworkingの企画を担当する鈴木暁子(すずきあきこ)さんにインタビュー。ブランドの「はじまり」と「これから」のお話をうかがってきました。

はじまりは、大人のための雑貨づくり

今から約40年前、homeworkingは、小さな雑貨店としてスタートしました。美大を卒業し、インテリアやデザインを学んできた先代の社長は、ある思いを抱いていたそうです。

「当時の雑貨といえば、若い女性や子どもをターゲットとした、いわゆるファンシー雑貨が主流。シンプルでデザインのいい、大人が使いたいと思えるような雑貨が少なかったんです。

そこで、タウンページや商工会議所を頼りに一から工場を探し、ブリキやホーロー、木製品といった素材を使った、シンプルで暮らしになじむ、オリジナルの雑貨を制作することにしました」

▲鈴木さんは社歴20年。店舗の販売を経験した後、現在は洋服や服飾雑貨の企画に携わっています。

業務用として使われていたホーローの洗面器を日常使いに提案するなど、「暮らしの中で使える形」へと再編集。

「先代の社長は、自宅も自分で建ててしまうような、センスとものづくりへの探求心に溢れた人。今でもたまに会社に顔を出してくれるのですが、イベントの展示ブースづくりを手伝ってくれるときは、スタッフの誰よりも長く作業していたりします(笑)」


作業用のゴム靴しかなかった当時に、おしゃれにはける長靴の開発や、現在では当たり前となったマイバッグの原型となるようなビニール袋型のショッピングバッグをいち早く商品化するなど、事業を拡大。

そして、取引先からの「洋服も作ってほしい」という声をきっかけに、アパレルへと展開していきました。

洋服も、良質な日用品のように

スカート

日用雑貨からスタートしたものづくり。homeworkingが洋服をつくるうえで大切にしているのは、「暮らしの中で無理なく着続けられること」だといいます。

「日用品を選ぶとき、使いやすくて壊れにくいことが大事なように、洋服づくりでも『着心地のよさ』と『丈夫さ』は譲れないポイントです。そのため、アイテムのほとんどは国内製なんです」

コットンやリネンなどの肌なじみいい天然素材を多く使い、信頼できる工場に依頼して、丁寧な縫製で仕上げ。

着て、動いて、洗って、また着て。いつもの生活の中でこそ、homeworkingの上質なものづくりは力を発揮します。

▲鈴木さんが登場するナチュランのスナップ企画は毎回大人気です!(プルオーバーパンツ

毎日のように手放せない、お気に入りは?

自身もhomeworkingのお洋服を毎日のように愛用中という鈴木さん。その中からお気に入りをご紹介いただきました。

▲ポケットワークプルオーバー(ホワイトとネイビー)※現在は完売中

「『ポケットワークプルオーバー』は、2年前に無地を発売して好評いただき、私もずっと着ています。今季は着こなしが大人っぽく華やぐような、ギンガムチェック柄で作りました」

▲形は同じまま、今季はギンガムチェック柄が登場。

「とくに気に入っているのはサイドのデザインです。マチ付きのスリットが入っているので、ボリュームのあるワイドパンツと合わせても、ごわつかずすっきり。お腹まわりを自然とカバーするシルエットで、とっても優秀なんです」

▲homeworkingの代名詞ともいえるエプロンワンピース。

もうひとつ見せてくれたのは、『エプロンワンピース』。日用品であり、洋服でもあるhomeworkingを象徴するようなアイテムです。

「エプロンなのですが、ずっと身につけていられるデザイン。仕事中でも家でも、作業を始めるときにつけたら、そのまま1日中つけっぱなしで過ごしちゃいます」

シンプルな洋服にきく小物術

「お客さまに『どうやって着たらいいの?』と悩んでほしくないんです」と鈴木さん。

その言葉通り、homeworkingの服は、重ね着したり、着こなしを工夫したりしなくても、シンプルに組み合わせるだけでサマになるものばかり。

とはいえ、ちょっと変化が欲しいなと思ったときは、どんなアレンジがおすすめでしょうか? 鈴木さん流のアレンジ術を教えてもらいました。

ブローチ

「無地やベーシックカラーが好きなので、変化がほしいときは、アクセントにソックスやブローチなど小物で色をプラスしています。

とくにブローチが大好きで、ついつい集めてしまうんです。小さいものだとかわいらしいモチーフも挑戦しやすいと思います」

▲大ぶりのモチーフをアクセントにしたり……
▲カラフル&ユニークなデザインで遊んだり♪

スカーフ

「スカーフなどの巻き物も大好きです。おしゃれのポイントになるのはもちろん、気温が不安定な時季の体温調節にも重宝しますよね。

どんな巻き方がいいかな? とアレンジもいろいろ試して楽しんでいます」

▲「同じ服でも小物を少し変えるだけで、雰囲気が変わり新鮮になります」

40代、50代の等身大の着こなしを発信したい

鈴木さん自身も40代から50代へ。ターゲット層のお客さまと同じ年代になり、気持ちの変化を感じることも増えたそうです。

「これまでも着心地のよさは大事にしているポイントでしたが、それがどんどん重要になってきて。とくに『かたい服』『重い服』は着られなくなりました。

パリッとしたハリのあるシャツなどは大好きでしたが、かたすぎると体になじまないし、違和感や疲れが気になってしまって。じつはお客さまからも『かたい服は着たくない』とお話しいただいたことがあって、同じ気持ちだなって感じました」

そうした経験から、生地の選び方が変わったり、生地のハリに頼らなくてもすっきりと見えるシルエットを研究したりと、日々の中で得た気づきを、洋服づくりにも反映させています。

「企画担当の私たち自身がお客さまと同じターゲット年齢となり、よりリアルで等身大の着こなしを発信していきたいと思っています。

実用性をベースにしながら、過度なデザインはせず、あくまで日常に自然となじむことを意識。着る人が心地よく、自分らしくいられて、ちょっと気分も上がる、そんな一着を目指しています」

撮影/高見 知香

※クレジットやリンクのないアイテムは、すべて鈴木さんの私物となります。

▼新作アイテム着用! 鈴木さんのスナップ特集♪

ブランド紹介

homeworking(ホームワーキング)

コットンやリネンなどの天然素材を中心に、日本製の高品質な洋服や雑貨をつくる。ナチュラルな雰囲気をベースにしながらも、甘くなりすぎないバランスで、肩ひじはらずに着られる大人の日常着を提案。▶homeworkingのアイテムをチェック

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