
writer NATULAGI編集部
おしゃれは楽しみたいけれど、日ざしに汗、冷房による乾燥と、夏のメイクはお悩みがいっぱい。
そこで今回は、ナチュランの撮影で日々お世話になっているヘアメイクアップアーティストの植木歩(うえきあゆみ)さんに、夏におすすめのメイク方法を教えていただきました。
まずは最初の難関、夏のベースメイク。
滝のような汗でファンデーションが崩れ、暑さでお疲れモードに……。この時季のベースメイク、どうしたらいいでしょうか?
植木さん:
「この猛暑の夏にメイクをキープしておくことは、なかなか難しいですよね。
そこでご提案したいのは、肌はフレッシュに、目元や口元にポイントをおいて、爽やかにおしゃれを楽しむメイクです」

「暑い夏は、しっかりファンデーションを塗ったマットな肌よりも、素肌を活かしたツヤのあるフレッシュ肌が似合います。
夏のフレッシュな肌をつくるためにおすすめなのが、朝のスキンケアにプラス数分の部分パックと補整下地の活用です。
パックと補整下地を使うことで、トーンアップして色ムラが整えられ、ファンデーションも最小限に抑えられます」
モデルを務めていただくのは……

model:みのりさん
ナチュランの商品ページのモデルを担当。小学生と中学生の二人の子どもを育てるお母さん。汗で崩れてしまうことから夏メイクはパウダーだけの日もあるが、40代に入ってからは血色の悪さやくすみが気になるそう。時間をかけず顔色をトーンアップできる簡単メイクが知りたい。
夏におすすめのベースメイクの手順
化粧水
化粧水をたっぷりつけて保湿します。
部分パック
部分パックで毛穴を引きしめます。

植木さん:
「部分パックは、手軽でありながら肌を保湿&冷却してくれて、夏の朝にぴったり。
朝は忙しいと思いますが、2~3分程度でも効果は違います。ちなみに私はこの数分を、体の日焼け止めを塗る時間にしています」
※パックの使用時間は、お使いのパックに記載の使用方法をお確かめください。美容液、乳液
パックのあとは美容液→乳液の順で肌に潤いを与えてフタをします。
補正下地
手で全体に広げたら、濡らしたスポンジ(たっぷりの水で濡らしてから垂れてこないようにぎゅっと絞ったスポンジ)でのばしていきます。
▲1回の使用量はパール大くらい。植木さん:
「スポンジを濡らすことで、密着度がアップ! さらに、フレッシュ肌に大切なツヤも出してくれます」
ファンデーションまたはコンシーラー
シミやクマなどが気になる部分だけに、ファンデーションまたはコンシーラーを塗ります。ファンデーションをしっかり全体に塗ってしまうと、化粧崩れが気になる原因に。
パウダー
せっかくのツヤが消えないように、テカリやすいTゾーンや、よれやすい目・口の周りにだけにさっと粉をつけます。
+α フィックススプレー
とくに崩したくない日は、メイクの仕上げにフィックススプレーを数プッシュ。
▲肌から30cm程度離して、3~5プッシュ程度全体に吹きかけて乾かします。
▲スポンジにスプレーして肌に密着させると、さらに崩れにくさがアップ。今回使用したコスメ
▲左から、日焼け止め&メイクアップ下地:スキンプロテクター カラーコントロール003(アディクション)/フィックススプレー:フィックス メイクアップ(クラランス)/部分パック:モイストアップレディスキンパック(ウォンジョンヨ)つづく2話と3話では、夏におすすめのポイントメイクをご紹介します。