
writer NATULAGI編集部
卒業式や入学式など、フォーマルシーンの装いが気になる季節です。数年に一度のイベントだからこそ、いざとなると悩んでしまうという方も多いのでは?
そこで今回は、自身も数年前に娘の卒園・入学式を経験した、人気スタイリストの玄長なおこ(げんちょうなおこ)さんに、フォーマルのおしゃれにまつわる気になる疑問にお答えいただきました。
全3話にわたりお届けします!
持っているジャケットは1着だけ。
卒業式と入学式、印象の変化はどうつくればいいですか?
数年に一度しか着ないフォーマルウェアをたくさん用意するのはハードルが高いもの。
卒業式と入学式で、同じジャケットを使用する場合、どうやって変化をつけたらいいでしょうか?
▲今回はこちらを着まわし!ブラウスは前後2way仕様です。ジャケット(&yarn)¥9,900 /ブラウス(&yarn)¥8,250A. パンツのカラートーンをチェンジ !
「卒業式と入学式で、わかりやすく印象を変えるには、パンツやスカートなど、ボトムのトーンを変えるのがおすすめです。
手持ちのアイテムの中から、落ち着いたカラー(ブラック、ネイビーなど)を卒業式に、明るめのカラー(ベージュ、ライトグレーなど)を入学式に、選んでみてください。
ボトムを変えるだけで、ジャケットやバッグ、靴は同じでも、それぞれの式にふさわしい印象になります」
玄長さん:
「お世話になった先生やお友だちへの感謝を伝え、門出を祝う卒園・卒業式は、ダークカラーのシックなアイテムが合います。
今回はジャケットと同じ素材のブラックのパンツを合わせて、落ち着いた印象にまとめました」
アクセサリー選び。キーワードは「品よくさりげなく」
玄長さん:
「きらびやかすぎるアクセサリーは、卒業式にはふさわしくない場合も。卒業式のおしゃれは、『品よくさりげなく』がポイントです。
こちらのコーディネートでは、ピアス、ネックレス、ブローチもシルバーで統一。パールも小ぶりなサイズを選びました。
もしブラウスにデザインの主張があるなら、ブローチは外すなど、引き算でバランスをとってみましょう」
Lesson2
入学式は「花を添える」イメージで
▲ジャケット・ブラウス・靴・バッグ同じ/パンツ( un cinq)¥13,750玄長さん:
「入学式は、式典に『花を添える』イメージで、卒業式より明るい印象の着こなしを意識してみてください。
ふだんも着まわせるパンツなら、ジャケットよりも、もう一着用意するハードルが低いのではないでしょうか。
上のコーディネートは、パンツとアクセサリー以外は卒業式と同じアイテムですが、入学式らしい華やかさが出たと思います」
特別な日のイメージが強く、選ぶのに迷うという方が多いコサージュ。失敗しないためのコツはありますか?
玄長さん:
「大人世代はとくに、たっぷりのラメやビビットカラーは避け、チープに見えない素材選びをおすすめします。
今回合わせたスズランのコサージュは、繊細なつくりとさりげなく可憐な雰囲気が入学式にぴったり。
この時季はフォーマル用のアイテムに力を入れているお店も多いので、普段から好きで利用しているお店やサイトから探してみると、好みのテイストのアイテムを見つけやすいかもしれません。
また、卒業式にも入学式にもいえることですが、主役はあくまでも子どもたちです。子どもより目立ってしまうことがないように、我が子だけでなく、ほかの子の服装とのバランスにもぜひ気をつけていただきたいです。
式典にふさわしい品のいいおしゃれで、特別な日の装いを楽しんでくださいね」
第2話では、普段使いもできるアイテムでつくる、ハレの日のコーディネートを教えていただきます。